2017年04月27日

崔承喜〜北で静粛された世紀の美人舞踊家〜


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◆崔承喜(さいしょうき 1911年11月24日生)
 [朝鮮・舞踏家]


 京城(現在のソウル)で両班の家に生まれる。幼いころに才能を認められ、16歳のときソウル公演に来ていたモダンダンスの石井漠に師事し内地(日本本土)に渡った。後に独自のスタイルを築き、日本はもとよりヨーロッパ、アメリカでも好評を博した。化粧品や百貨店の広告にモデルとして採用され、雑誌の企画で日本を代表する美人の一人に選ばれるなど、当所の代表的なファッションリーダーであった。ピカソやジャン・コクトー、川端康成等多くの文化人にも支持された。1936年にはタイヘイレコード、満州国のキリンレコード、日本のコロムビアレコードから『イタリアの庭』というアルバムを出している。

 戦時中は日本人として支那戦線の日本軍へ慰問団の一員として慰問活動などを行っていた。アメリカ西海岸での公演の際、現地で活動する朝鮮独立運動家から日本語読みの名前で活動していることを理由に批判される一方、公演会場入口で独立派支援のバッヂが売られていたことから日本政府からは反体制派の一人と目された。

 戦後は夫と共に北朝鮮に移り、舞踊研究所を設立する。1951年、周恩来の支持で北京に舞踊訓練班を設立し、多くの生徒を指導する。しかし1967年に「ブルジョワおよび修正主義分子」とし粛清され、同年以降夫の安漠・娘の安聖姫とともに消息不明となった。ところが2003年2月9日に、1969年に亡くなったこと、遺体が愛国烈士陵に葬られ墓碑に「舞踊家同盟中央委員会委員長、人民俳優」と刻まれていることが公式筋より公表され、「人民俳優」として名誉回復されたことが明らかとなった。しかし、失脚理由や死因は公式発表されておらず、公式発表の没年月日ですら正確な物なのかどうか、未だに疑問がもたれている(崔承喜の姪の証言によると1975年に下放先で肝臓ガンにより死去という)。

 2008年4月29日に韓国の市民団体民族問題研究所、ならびにその傘下の親日人名辞典編纂委員会より発表された親日人名辞典の第2回リストに名前が掲載されており、彼らによって親日派であると認定されている。しかし、日本植民地であった当時、崔承喜を朝鮮語読みで呼ぶことは、考えられぬことである。故に、彼女を親日派と断ずることは出来ない。

 1969年8月8日死去(享年57)


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2017年03月18日

米森麻美〜第一子出産の数週間後に急死したアナウンサー〜


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◆米森麻美(よねもりまみ 本名:鈴木麻美 1967年3月18日生)
 [アナウンサー]


 愛知県生まれ。小学生から高校にかけ父親の米国赴任によりシアトルやロサンゼルスで暮らす。帰国後は国際基督教大学高等学校を経て上智大学外国語学部英語学科を卒業。上智大学時代に、女子大生キャスターとして日本テレビの「ルンルンあさ6生情報」に週一回レギュラー出演していたことがあった。在学中にミスソフィアに輝いている。

 1989年、日本テレビに入社。「NNNきょうの出来事」でお天気コーナーを担当。バラエティー番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」でアシスタント役を務め、人気を確立した。

 1994年、味の素を興した鈴木三郎助の玄孫で、ゴールドマン・サックス証券の当時の名誉会長の息子・晃と結婚。1995年、日本テレビを退社。退社後は、フリーで活動。

 2001年9月、第一子となる長男出産の約3週間後に急逝。身内だけで葬儀・告別式が営まれ、死因などの詳細に関しては家族の意向で現在も伏せられ明らかにされていない。

 彼女の不可解な死に「育児ノイロ―ゼによる自殺説」との憶測が浮上したが、その一方で「9・11同時多発テロと彼女の死が関係している」という陰謀説も存在するが、真相は謎のままである。

 2001年9月16日死去(享年34)


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2017年03月08日

篠倉伸子〜37歳で死んだ実力派女優〜


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◆篠倉伸子(しのくらのぶこ 本名:佐藤伸子 1962年1月3日生)
 [女優/声優]


 千葉県生まれ。劇団文学座出身。舞台やテレビドラマの女優、アニメの声優として活動していた。テレビドラマ『金田一少年の事件簿(異人館ホテル殺人事件)』では女警視・兵頭鳴美(犯人役)を演じ、印象深い演技を残したが、1999年5月25日、37歳の若さで急逝した。死因は公表されていない。

 1999年5月25日死去(享年37)


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