2017年02月23日

篠ひろ子〜仕事も恋愛もうまくいかず自殺未遂した歌手〜


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◆篠ひろ子(しのひろこ 本名:西山博子 1948年3月8日生)
 [女優/歌手]


 宮城県出身。幼少より信仰を続けるクリスチャン(カトリック系)である。少女期は仙台少年少女合唱隊に所属していた。1968年、東北学院大学法学部2年生在学中にゴルフ練習場でスカウトされ、東北放送テレビ「ホリデイ・イン・仙台」のアシスタントとしてローカルデビュー。番組中に歌ったのが目にとまり、クラウンレコードに誘われ、1968年に『水色の風』で歌手デビュー。当時は篠ヒロコ名だったが、1974年の9枚目のシングル『霧雨の人』のリリースを最後に芸名を「篠ひろ子」に変えた。

 その後も4枚のシングルをリリースしたがヒット曲に恵まれず、歌手として生きづまったところに追い打ちをかけるように、結婚したいと思っていた人が別の女性と結婚したことにショックを受けた彼女は、1975年3月20日に自殺未遂を起こす。自宅マンションから「これから自殺する」と友人の女性に電話を入れ、驚いて駆けつけた友人が、血まみれで倒れている篠を見つけて、一命を取り留めた。ブランデー瓶の3分の1、睡眠薬10錠を飲み、左手首を剃刀で切っており、二週間の怪我だった。1973年からスタートしたTBS『時間ですよ(第三シリーズ)』で小料理屋の和服の似合う女将役「お涼さん」でブレイクし始めたころだった。

 その後、逆に陰のある女性という魅力が増し、女優として人気を得るようになった。代表作は1983年からTBS系で始まったドラマ『金曜の妻たちへ』シリーズでの、タケ役。1992年に作家の伊集院静と結婚。現在は女優業を一時休業し、故郷の仙台に戻って2匹の愛犬と共に夫婦で暮らしている。2006年3月2日に死去した演出家の久世光彦の葬儀の際には、久しぶりに公に姿を現した。


posted by 亀蔵 at 15:23| Comment(0) | 自殺未遂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする